山岳を駆ける鹿ときらめく星
例えば、地球のことを知らない宇宙人に「作戦」を説明するなら、どんなふうに言う?「アイスコーヒー」の成り立ちとか、ううん、まずは世界や日本のことから説明始めるかもね。
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騒がしく話す友達と霧

定期的な検査は、毎度どこか引っかかる。
脈だったり、血液検査だったり、尿だったり。
胃の検診をバリウムを飲み干して受けてみて、診断結果をもらうと、胃がんの疑念があるので、大至急、診断を下記の病院にて受けてください。
と記載してあったのには、あせった。
あせったというかぞっとした。
いち早く人に聞いた病院に再検査に行ったら、結局のところ、胃炎だった。
胃はずっと前からきりきりとしていたので、定期的な診断に引っ掛かったのはわかるが、言葉で私の名前とがんの疑わしさが存在すると書きつけてあったら怖かった。

怒って歌う母さんと枯れた森
ある夏の午後。
少年は空き地で、アリの行列が虫の死体を運ぶところを観察していた。
蟻たちはせっせと動き回っているのだけど、虫の死骸一つでこんなにいっぱいのアリがいても、意味が無いんじゃないのかと、少年は首をかしげた。
少年は、アリ達が運んでいる虫の死骸を指ではじいたらどうなるかな、という好奇心に駆られた。
でも、今日のところはだまって見守ることにした。
真夏だから、少年の汗はダラダラと流れ、ポタポタと蟻たちの近くに落ちた。

気分良く自転車をこぐ彼女と擦り切れたミサンガ

太宰の斜陽の、大ファンの私は、静岡にある安田屋旅館に足を運んだ。
同じく小説大ファンの両親。
この安田屋旅館は、彼がこの小説の一部を考えるために泊まった旅館。
階段を歩くと、ミシミシと、音がする。
向かったのは、宿泊した上の階の小さな部屋。
青々とした富士山が少しだけ、頭を出していた。
旅館前の海の海面にはいけすが張ってあった。
このへんは見どころがあり過ぎ。

気分良く自転車をこぐあいつと冷たい肉まん
最近、わが子が外で楽しまない。
日差しが強いからか、家のおもちゃがものすごく楽しいからか。
少し前までは、ものすごくいつもの広場に遊びに行きたがっていたのに、このごろは、ほんの少しでも行きたがらない。
考えるに、父だと、現在困ることもないので、気にしてはいないがのだけれど妻はほんの少しでも困っている。
けれど、蒸し暑い場所でいさせるのも熱中症が不安だ。

薄暗い週末の朝に歩いてみる

人それぞれに、物の趣味や好みがあると思うが、どんなものか聞いてみるのが大好き。
仲の良い子に聞いてみたところ、まとまったお金、良い生地のランジェリー彼氏の事が好きで仕方ないとの事。
その上、男の人の血管の浮いた腕。
それと、ロシア語の響き。
私には理解できない。
リンゴ飴、素肌の上にニット、かなり薄めた香水、ハスキーボイスの女性が好きだと、言ってみた。
同じく理解不能だと言われた。
まさにこれは、フェチという分野らしい。

どしゃ降りの木曜の夜は焼酎を
今朝の新聞に、日本女性の眉に関して、なかなか面白い記事が記載されていた。
真相を知ると、実に色気まで感じてくるので面白い。
パッと見は、奇妙なものにも見えるが、その昔は既婚者である女性の印だという。
理由を知ると、急に色気まで感じられるので面白い。

のめり込んで体操するあの人と紅葉の山

知佳子と福岡市内のアバクロに入店した。
まじでアバクロンビー&フィッチのセレブっぽいコーディネイトがお気に入り。
そして、お店の中の空間デザインと、充満している匂いが。
2時間程度うろついて、店を後にした。
すると、私は歩道をふさいでいたので、ごめんなさい!と言って振り返った。
そういえば、店に来ていた男性。
笑って、いいえ、など言われた。
目についたのは、抱えているショップ袋。
アバクロンビー&フィッチでどれだけ購入したの?と質問したくなった。
次に入店した、スタバでチカコとその男の人の職業予測で議論をした。
答えは謎のままだけど。

ゆったりと口笛を吹く君とぬるいビール
誰もが知る見学箇所の、斑鳩寺、つまり法隆寺へ出向いた。
法隆寺だけという伽藍配置もばっちり見学できて、五重塔、講堂も見せてもらった。
資料館で、国宝にも指定されている玉虫厨子があり、予想していたよりも大きなものだった。
このお寺についてを勉強するにはおそらく、膨大な時間を欲するのではないかと考えている。

蒸し暑い木曜の早朝は椅子に座る

「絶対にこうで間違いない!」と、自身の価値観のみで周囲を判断するのは悪くはない。
とは言っても、世の中には、事情と言われるものが人間の周囲にまとわりついてくる。
これらを頭に置いておけば自信を持つのは必要だけど、きつく反対するのは不要かも?と思う。
これ、私の考えでしかないけれど。
厳しい世になってもおかしくないかもしれない。

よく晴れた日曜の日没は座ったままで
今日の夜は一家そろって外で食べる事になっているので、少年は嬉しくてしょうがなかった。
何を注文しよう、と夜が待ち遠しくて、いろいろと考えていた。
カレーにパスタ、ギョーザやシュウマイ、などなど、メニュー一覧にはどんな物があるのかも楽しみだった。
場所はこの前オープンしたレストラン。
お父さんの運転する車は、もうじきお店の駐車場に着く頃だ。
お母さんは助手席から外の花や木を指差している。
お姉さんは少年の隣で、黙って座っている。
少年は車から飛び降りると、喜び勇んで店の入り口を誰よりも先に開けた。

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